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- 患者さまに対する思い2
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2010.01.30 Saturday
副院長のようこです。
また、またこんなことがありました。
院長とその患者さまがしゃべっています。
「先生に、14年前診てもらって本当によかったよ。」と。
私は、介補に就きながら、耳をダンボにして聞きました。
その方は、前歯にとてもコンプレックスを持っていらっしゃったようなのです。それを何とかしようと、ほとんど、全額的に治療をしました。患者さまも院長もがんばりました。
「手で口元を隠さず、笑えるようになった。うれしい。」と。
そして、今、その方がこうして、ここにいらっしゃるのです。
その方もご家族ぐるみでいらしてくださっています。
院長は時々申します。
「歯科という仕事は、人の人生をも変える」と。
今日も、人に喜びを与えることができることを幸せに感じつつ、診療に当たる院長でした。
♪チャンチャン♪
- 患者さまに対する思い
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2010.01.27 Wednesday
副院長のようこです。
先日、ある患者さまがキャンセルをなさいました。
お電話をいただき、高熱が出たとの事です。
私は、この患者さまにお会いするのがいつしか楽しみになっていたのです。
高熱が出たとのことで、とても心配になりました。
その患者さまは、私たちの医院とちょっとしたいきさつがあった方です。
初めていらしたとき、お口の中の状態は、少々危機的な状況でした。(歯周病がかなり進行していたのです)そして、治療が始まったのですが、そのような中、予約の勘違いなどから、ご立腹させてしまったことがありました。
しかし、「お口の状態を良くしたい」と言う思いは、その方も、私どもも、同じ思いでした。
ご立腹させてしまったことを申し訳ないと思いながらも、誠心誠意、治療に当たらせていただきました。
そして、この方は、そのあとも一生懸命、治療に通ってくださいました。
そして、ある日、「歯がしっかり生えている、って言う感じだわ!」と、この方独特の表現方法で、私たちに感謝の気持ちを述べてくださったのです。
また、院長が入れ歯を入れたとき、鏡で自分の口元をご覧になり「口元がきれいになったわ」と言って、ニコッとしてくださいました。
いつしか、その方が生き生きとしだしたのです。
院長も、「○○さんの目の輝きが変わったよね。それがとても印象的だったよ。」と申しました。
歩く姿勢から、発言から、表情から、変わっていったのが、誰の目から見ても明らかでした。
「患者さまが良くなっていくことを実感される瞬間」
「そのことを喜んでいただける瞬間」
「ここにきてよかったと、言っていただける瞬間」
私は、「この瞬間のために働いているのだ」と感じるのです。
そして、そのあと、自宅に帰られてから美味しいものを美味しくいただいているだろう患者さまの姿を想像しつつ、また、喜びにひたるのです。
先日も、ある方に、言われました。
私が、院長の妻だと知ると、その方はこうおっしゃいました。
「私はね、ここの院長先生に助けていただいたのよ。命の恩人なの。ここ開業以来、ずーっとお世話になっているのよ」と。そしてその経緯を話してくださったのです。
私も、涙が出るほどうれしかったのです。
院長が一生懸命していることが、報われているんだと感じました。
人を幸せにできる職業につけて、本当にうれしく思います。
どんな職業でも、人を喜ばせることができます。人を幸せにすることができます。
その職に就いて、そこでどういう気持ちで仕事に従事するかで、その人自身の人生が輝けるのかどうかが大きく左右されるのではないでしょうか。
日々、そんなことを感じつつ、医院に通っているのです。